歯周病はこうして治す!~症状別の治療法~|銀座スワン歯科・矯正歯科|医療法人スワン会グループ

  • 文字サイズ
  • 標 準
  • 大きめ

スワン歯科のコラム
 歯周病はこうして治す!~症状別の治療法~

歯周病は、悪化すればするほど治療が難しくなりますし、治癒するまでに時間もかかるようになります。重度にまで進行してしまうと、たとえ治癒したとしても歯茎などの歯周組織にダメージが残ってしまいます。少しでも歯周病が疑われる方は、「早期発見・早期治療」を心がけてくださいね。

今回は、進行段階別に歯周病の症状と治療法をご説明します。歯周病がどんなふうに進行していって、それぞれの段階でどんな治療が必要になるのかを知っておきましょう。

歯周病の進行段階

歯周病は、まず歯茎の炎症や出血を引き起こす「歯肉炎」という状態となって現れます。症状が悪化すると「歯周炎」という状態になり、この歯周炎は軽度・中度
重度の3段階に分かれます。

歯肉炎

健康な歯茎はピンク色で引き締まっており、歯磨きをしても出血することはありません。しかし、歯肉炎になると歯茎が赤く腫れ、歯磨きをすると出血が見られるようになります。

【治療法】
歯肉炎の段階ではまだ顎の骨は溶かされておらず、歯周ポケットも浅い状態にあります。歯科医院で十分なメンテナンスを受け、毎日丁寧に歯磨きをしてプラークを除去できれば、改善・治癒が期待できます。

軽度歯周炎

炎症が進み、歯茎の腫れがひどくなります。歯周ポケットも深くなり、顎の骨が溶かされはじめます。

【治療法】
スケーリング・ルートプレーニングという治療を行います。スケーリングは歯周ポケットに溜まったプラークを徹底的に取り除く処置で、ルートプレーニングは歯石を除去して歯根面をツルツルにすることで、プラーク・歯石が再付着しにくい状態にする処置です。これらに加えて、毎日の歯磨きを徹底することで歯周病を改善・治癒させていきます。

中度歯周炎

歯茎の炎症がさらに進んだ状態で、歯茎から膿が出ることもあります。また、顎の骨が半分くらい溶かされ、歯がグラグラしはじめます。

【治療法】
スケーリング・ルートプレーニングが治療の中心になります。歯周ポケットが深いために、スケーリング・ルートプレーニングだけではプラーク・歯石を完全に除去できない場合は、歯茎を切開してプラーク・歯石を取り除く「フラップ手術」などの外科処置が必要になることもあります。

重度歯周炎

顎の骨の大部分が溶かされ、歯が大きくグラつく状態です。このまま放置しておくと、やがて歯が抜け落ちてしまいます。

【治療法】
スケーリング・ルートプレーニングやフラップ手術で、プラーク・歯石を徹底的に除去します。さらに、大きく溶かされた顎の骨を再生させる「エムドゲイン法」や「GTR法」などの骨再生治療が必要になることもあります。

銀座スワン歯科・矯正歯科 院長より

歯周病の直接的な原因はプラークですから、口腔内からできる限りプラークをなくすことが歯周病治療の基本になります。歯科医院では様々な治療法を駆使してプラークを除去していきますが、歯科医院でどれだけプラークを取り除いても、毎日の歯磨きがしっかりできていなければ治療の効果は半減してしまいます。

どんな治療にも言えることですが、特に歯周病治療では患者様自身の毎日の努力が欠かせません。「歯医者さんに任せておけば大丈夫」というスタンスでは治るものも治りませんし、治療はどんどん長引いていきます。決められたスケジュールで通院するとともに、毎日の歯磨きを徹底することで1日も早く歯周病を完治させましょうね。

次回の歯科コラムは、8月21日(金)の公開を予定しております。ぜひお楽しみに。

スワン歯科グループ関連サイト